設立のことば

鈴木賢

一般財団法人 鈴彦記念財団
理事長 鈴木 賢

戦後の日本は平和と豊かな生活と環境を大事にしてまいりました。そして世界の中でも存在感のある国になりました。科学の分野におきましても進歩と発展してまいりました。日本人の真面目で真摯な姿勢が世界の中でも認められてきたのと思います。

これからの社会を見ますと日本は少子高齢化社会に突入しております。これからどのようになるか想像もつきません。世界を見ても競争、戦争、貧困と厳しい現実が見られます。しかし、人の命の大切さは不変ですし、そのための研究開発の進歩発展は欠かせません。

故鈴木彦治は医療の充実と医薬の必要性を願っておりました。「父親が一本のワクチンがあったら助かっていた。」よく話しておりました。

今にち、生命、健康に関する人たちの期待は非常に多様なものがあります。当財団は故鈴木彦治の願いと、医学、薬学を中心にこれらの分野の向上を支援、助成をするとともに、宮城県における医学、薬学、この分野に関する学術交流の機会に助成を行うことによって保健向上を目的にスタートしました。

世の為、人の為、全ての人が協調をしあい、ともに成長することを祈願して財団を設立いたしました。今後の科学への礎となるようにこれからの時代に応じた事業や運営に努めて参りたいと思っております。

財団の概要

所在地
宮城県仙台市青葉区錦町2丁目4番地60号
設立
令和6年4月23日
目的
宮城県における医学、薬学及びこれに関連する分野に関する調査研究を奨励するとともに、各分野に関する学術交流の機会に助成を行うことにより、宮城県の医療及び保健衛生の向上に寄与することを目的とする。
事業
  • 宮城県内における研究者の学会等への出席に係る費用の助成
  • 宮城県外又は海外における研究者の招へいに係る費用の助成
  • 宮城県内における医学、薬学等の分野に関する学会、講演会、研究会の開催並びにその企画に係る費用の助成
  • 宮城県内における研究者の研究に資する物品購入等に係る費用の助成
  • その他当法人の目的を達成するために必要な事業

役員・評議員・選考委員

役員
理事長鈴木 賢株式会社バイタルネット 取締役会長
理事一條 宏株式会社医療経営研究所 代表取締役
理事笹野 公伸東北大学 名誉教授
東北大学大学院医学系研究科 客員教授
石巻赤十字病院 学術顧問
理事藤谷 恒明医療法人財団明理会 イムス明理会仙台総合病院 病院長
理事森川 昭正株式会社メディカルブリエ 代表取締役
公益社団法人仙台市薬剤師会 副会長
理事生出 泉太郎有限会社おいで薬局 取締役会長
公益社団法人仙台北法人会 副会長
監事高橋 誠也みらい法律事務所 弁護士
監事黒澤 徳治黒澤徳治税理士事務所 代表
評議員
鈴木 三尚株式会社バイタルネット 代表取締役副社長
鈴木 さとみ有限会社鈴彦 代表取締役
志賀 卓弥株式会社エピグノ CMO
新妻 邦泰東北大学大学院 医工学研究科 神経外科先端治療開発学分野 教授
大橋 史広ラッキーバッグ株式会社 代表取締役社長
大石 俊家日新薬品株式会社 代表取締役社長
選考委員
委員長伊藤 貞嘉公立刈田総合病院 特別管理者
伊藤 潔宮城県対がん協会 細胞診センター所長
櫻田 忍東北医科薬科大学 名誉教授
佐藤 郁郎宮城県立がんセンター 診療科長
柴田 近東北医科薬科大学病院 副病院長
富岡 佳久東北大学 教授
藤原 悟広南病院 病院長